坪倉 暦
TSUBOKURA KOYOMI
業務本部
「こうすれば楽しい」を
いつも探し続けたい
不動産業界の中でも、今まで全く接点のなかった“管理会社”という業態に興味を持ちましたし、何よりも「楽しくなければ仕事じゃない」という会社のポリシーにとても惹かれました。
私は大学4年の時にMiss Wine(日本ワインのアンバサダー)の活動をしていたのですが、面接でその活動に興味を持ってもらえ、マーク(藤澤社長)に「いい経験をしてきたね」と言ってもらえたことがとても心に残りました。
面接とは思えないほどリラックスして話をする中で、会社の雰囲気の良さや不動産以外にも手を広げている面白さが伝わってきて、やっぱり社風が合っていると感じ、この会社でどんなことが待っているんだろう?とワクワクしましたね。
仕事の話ではないのですが(笑)、入社3ヶ月で社内にワイン部を作りました。
面接の時もワインの話で盛り上がったのですが、入社式の日に改めて「ワイン部を作ってみたら?」と言ってもらったんです。
どうやって部員を見つけようかな…?と思いつつ、お昼を社内の休憩室でとるようにしたら、すぐに仲の良い人が増えていって。「お酒が好きなんですね」「ワイン部に入りませんか?」と話しかけながら部員候補の人を増やし、無事にワイン部が立ち上がりました。
仕事では入社後、新規受託を担当する課に配属され、管理物件を任せていただけるようオーナー様との関係構築に務めました。
続けて入居者募集の課に異動し、「どのぐらいの賃料で入居者が決まるのか?」という新たな視点で、管理業務のシステムを改めて学びました。
そんな中、業務本部へ繁忙期のヘルプで行くことになり、そこで取り組んだ審査業務がとても楽しかったので、自ら「この部署に残りたい」と希望を出して、この仕事を続けることになりました。
弊社の審査業務は幅広く、申込みされた方の入居審査はもちろん、契約に至るまでの全ての工程を確認・フォローするのが仕事。社内の各担当者、仲介業者様、そして入居される方と、多くの人と連携を取りながら進めていきます。
入居審査では、賃料と収入のバランスやトラブルの可能性など、申込みに不自然な点がないかをいろいろな角度からチェックします。申し込んだ方がなぜこの部屋を借りたいのか?というストーリーを明確にすることで、オーナー様が安心してお部屋を貸せるようにサポートをします。
申し込んだ方と申し込まれた物件との同じ組み合わせは二度とないので、毎回、どんな出会いがあるのかな? というワクワク感があります。
審査通過後は、部屋の状態(即入居可・クリーニング中・退去前など)を現場管理担当者に確認しながら、仲介業者様と入居日の擦り合わせを行ったり、賃料減額などの希望を入居募集担当者からオーナー様に打診してもらったりと、契約時に発生する事項を確認していきます。
他にも、入金を確認してお部屋の鍵を発送する、契約書に不備や捺印漏れがないか確認する、といった事務作業もあります。
正確さが求められるだけでなく、交渉や調整が多い業務ですが、もともと自分からコミュニケーションをとることが好きなのでとてもやりがいがあります。また、“管理会社”らしい本業務のサイクルを回す役割として、社内外問わず、いろいろな関係者と関われることにも面白さを感じています。
この流れをシステム化できないかと思い、飲みの席で社内SEに軽く相談をしてみたら(笑)、「作れるよ」と即答してくれて。
さっそく数回打ち合わせを重ねて、“仲介業者様にフォームのURLを送って引越日を入力してもらい、直接入居募集担当者に通知が行く”システムを導入。すると連絡の手間が大幅に減っただけでなく、期日通りに回答してくださる仲介業者様が増えて本当に楽になりました(笑)。
一見決まった業務でも、改善・効率化できるところを見つけて、「もっと楽にできたらいいな」と考えることが好きですね。他にもあと1つフォームを開発中です。 気軽に相談できて一緒に動いてくれるSEが社内にいますし、上長もすぐにやってみたら?と言ってくれる。パッと動いて形にできるのが心地いいです。
今後は同じ部署の別チームが行っている契約書作成業務にも携われたらと考えています。
契約には新規契約と再契約(更新)の2種類があり、それぞれ覚えることがかなり違うので大変だとは思いますが、前から関連業務を深く学びたいと思っていましたし、自身のステップアップにもつながると思いますので、積極的に吸収していきたいです。
また、昨年の社内プレゼンイベント GOOD JOB AWARDのプロジェクトリーダーをやったのですが、本当に楽しくて、やはりイベントを作ることが好きだと実感しました。
今年からアートアベニューにもマーケティングの部署ができたので、私も会社全体のことをさらに理解した上で、学生時代からやってきたような社外向けのイメージアップや知名度アップの仕事にも加わっていきたいです。
私が共感した「楽しくなければ仕事じゃない」のフレーズは、今も事あるごとにマークの口から出てきます。その雰囲気がしっかりと会社に根付いているから、社員が働きやすく、仕事が面白い・楽しい、と感じられるのだと思います。
正直、今の仕事は大変ですが(笑)、毎日刺激や変化があって楽しいです。異動したいという要望が叶って好きな仕事ができているから楽しい、ということもあるかもしれませんね。 実は1週間ほど休みを取ってイタリアのワイナリーを巡ってきます。仕事もそうじゃない部分も、トータルで楽しみたいです!