日管協の総会で片平が講演しました!

2023年5月22日に行われた、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(以下、日管協) の東京都支部会員総会にて、弊社の片平が記念講演の講師として登壇する機会をいただきました。
日管協は、1995年に発足した賃貸住宅管理業界の適正化と発展を目指す業界団体で、2023年現在、全国約2,000社の賃貸住宅管理会社・関連会社が参加しています。その全国の会員に向けて、「賃貸住宅管理業者のあるべき姿と業務内容」についてお話しさせていただけたことは、アートアベニューにとっても片平にとっても意義の大きい経験となりました。

アートアベニューのノウハウも採用された「日管協版管理業務」

今回の片平の講演テーマは、「貴社の管理能力は日管協版チェックシートで全て分かる~標準・推奨業務の具体事例と活用方法~」というもの。これは、片平が協会内の有志でつくる「賃貸管理研究会」に所属し、2019年に完成した『日管協版・賃貸管理業務チェックシート』の作成に多大な貢献をしたことから、会員向けの啓蒙・解説役に抜擢されました。

このチェックシートはその名の通り、賃貸管理業務の適正さ・レベルの高さを判断するためのものですが、その「管理業務の基準」には、片平を通じてアートアベニューの実務・ノウハウが多数反映されています。今回の講演では、その基準をクリアするための方法や賃貸管理会社のあるべき姿についての解説、そして、弊社の管理で起こったいくつかの事例についてご紹介しました。

管理会社に求められる「人のちから/人の育て方」

講演では弊社の管理業務の事例として、不動産投資の命題でもある空室対策提案、不動産の価値を上げるためのリノベーションの投資判断など、管理会社としてオーナー様に提案するべきこと、さらには購入時の投資判断や売却、建替えの提案、相続といった、管理会社としての総合力を問われるような事例についてもご紹介しました。

しかし、こうしたお話ができるのも、10年以上管理業務に携わり、様々な案件をこなしてきた片平だからこそ。
「企業」の力の根底が「人」の能力・経験・知識に因るものあることを改めて感じた次第です。 経験豊富な社員であっても最適な提案を行うには専門知識の取得・定着が不可欠。講演の後半では、管理会社がどのようにして社員に学習と成長を促していくのか、弊社での取り組みを紹介しました。

株式会社アートアベニュー
片平 智也

飲食業、広告営業、流通卸売ベンチャーを経てアートアベニューに入社。現在はプロパティマネジメント事業部とマーケティング事業部をマネジメントする一方、自らも第一線に立ちオーナー様の視点に立った不動産経営サポートを日々実践。

この記事を書いた人:
原 治

アートアベニュー
マーケティング課所属

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、CPMなどの資格のほか、第二級陸上特殊無線技士、第一級海上特殊無線技士、航空特殊無線技士、一級小型船舶操縦士免許、危険物取扱者免状(乙種四類)、毛筆八段、柔道初段など、様々な資格を取得。